2022年9月16日
Group Company
ソニー、「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展に技術協力
ソニーグループ株式会社
~テクノロジーとアートの融合による新たなエンタテインメント体験を提供~
2022年9月17日(土)より京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」にて開催される「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」展に、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)が特別協賛企業として参加し、会場内外での作品体験を通じてテクノロジーで新しい感動を生み出します。
ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホル。この大回顧展では、1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な「死と惨事」シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などを展示します。本展は、巡回せず、京都だけの開催となります
ウォーホル作品に『影で』参加できる最新のアートインタラクション体験
本展示会の中で、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(以下、ソニーCSL)笠原俊一リサーチャーの研究活動の一環として制作された体験型作品「Fragment Shadow」 が、アンディ・ウォーホルの《銀の雲》(英:Silver Clouds)(複製)とコラボレーションし、新しいインタラクション体験を提供します。ウォーホルの触れることができるインタラクティブ・アート作品《銀の雲》(複製)と、「Fragment Shadow」の融合がもたらす体験はアンディ・ウォーホルの数多い展示会でも初の試みとなります。1966年の作品に現代の自分を投影することができる新しいアートインタラクション体験です。
●Fragment Shadowとは
我々人間にとって、小さなころから最も身近な存在でもある影。我々の身体が光に照らされるとき、その姿・形を表した影も常に存在します。しかし、その光によって生み出された影の形が変容したら、影に色が付いたら、私達は自分の身体をどう感じるのでしょうか?本作品で用いられるマルチプロジェクションシステムは、投射される映像の形・色・時間などが高度に制御された複数台のプロジェクターから構成されています。
これらのプロジェクターから投影される合成映像空間の中に人や物が入ることで生まれる影は、光の物理現象として様々な形状や映像表現を伴った影となります。鑑賞者や物体の影は色彩を伴った映像として再構成されたり、影の中に映像が流れたり、逆に自分の影が映像の中に入るような視覚体験を得られます。影という最も基本的な自分を投射する存在を投げ込み、その影の変容を楽しむというインタラクティブな作品であり、ソニーCSLの笠原 俊一リサーチャーが主導する "超知覚 Superception"(人間の知覚を計算機で制御・拡張し、人間とコンピュータの統合における"Self"に関する研究)を、自己影の光学的変容を通じて表現した体験型作品です。
AIの活用によりユーザーの行動に合わせて機能するオーディオガイドシステム
ナレーションは齋藤飛鳥(乃木坂46)さんが担当
来場者に提供するオーディオガイドシステムには、ソニーのR&Dセンターが開発したAIによる高度な測位技術を活用した、位置情報システムを採用しています。展示品が近接している状況でも、会場内の移動軌跡をもとに、ユーザーの一番近くにある展示に関連するコンテンツを提示し、スムーズにガイドを聞くことができます。
ご自身のスマートフォンを使用することで、ソーシャルディスタンスを保ちながらご自分のペースでアートと会場を移動しながらのオーディオコンテンツとの融合は、テクノロジーがもたらす新しいアート体験となります。なお、本展覧会のオーディオガイドは、齋藤飛鳥(乃木坂46)さんが展示会場内のオーディオガイドのナレーションを担当しています。
◆展覧会のテーマソングはDaiki Tsuneta Millennium Parade(ダイキ・ツネタ・ミレニアム・パレード)の『Mannequin(マネキン)』
「Mannequin」はKing Gnu、millennium parade、PERIMETRONそれぞれのバンド、プロジェクトの中心メンバーとして多彩な活動を展開している常田大希がインディーズ時代にmillennium paradeの前身として活動していたDaiki Tsuneta Millennium Parade名義でリリースされ、既に廃盤。のちにmillennium paradeの1st アルバム『THE MILLENNIUM PARADE』の完全生産限定盤に付属されたカセットテープに収録されるも、即完売し、現在は入手できない幻の楽曲です。展示会の貴重なアートとの奇跡的な出会いが実現したこの楽曲を、ぜひテーマソング映像でお楽しみください。
ANDY WARHOL KYOTO × Daiki Tsuneta Millennium Parade "Mannequin"
URL:https://youtu.be/BAwuOZ3Jkxc
◆関連イベント「Sony Park展 KYOTO」で、アンディ・ウォーホルが使用したウォークマンが日本初公開
11月11日から11月23日までロームシアター京都ならびに京都新聞印刷工場跡(京都新聞ビル地下1階)にて 『Sony Park展 KYOTO』が開催されます。こちらは2021年に東京・銀座で開催し、期間中に100万人(※)を超える多くのお客様が体験され、ご好評をいただいたプログラム『Sony Park展』を、銀座以外で初めてお披露目するものとなります。
ロームシアター京都会場では、歴代のソニー製品と共に、アンディ・ウォーホルが実際に使用したウォークマンが特別展示されます。この貴重な実機は、日本初公開となります。今や音楽を外で聞けることは当たり前ですが、1979年の発売当初は革新的なことでした。その体験をこよなく愛し、たくさんの作品へのインスピレーションを与えたかもしれないこの実機が、数々の貴重な作品群と同じタイミングで京都に共存する、またとない機会となります。
※オンラインプログラムの体験者含む
【「Sony Park展 KYOTO」 開催概要】
期間:2022年11月11日(金)~23日(水・祝)
会場:ロームシアター京都、京都新聞印刷工場跡、
料金:入場無料
Web:https://www.sonypark.com/sonyparktenkyoto/
◆【アンディ・ウォーホル・キョウト】と【Sony Park展KYOTO】スペシャルコンテンツ・最新情報はソニーグループ公式SNS・Webサイトで発信予定です
今回の展覧会の制作ストーリーや、関係者のインタビュー素材を交えたスペシャルコンテンツを、ソニーグループのウェブサイトやSNSチャンネルで発信予定です。
アンディ・ウォーホルという偉大なクリエイターの作品群に対し、またとない体験にするために関わったメンバーの想いや、実際の体験や場の完成までの取り組みなどぜひお楽しみください。
◆ソニーグループ公式SNS・Webサイト
Webポータルhttps://www.sony.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/SonyGroup_JP
公式Instagramhttps://www.instagram.com/sonygroup_jp/
公式Facebookhttps://www.facebook.com/SonyGroup.Global/
公式YouTubehttps://www.youtube.com/SonyJP
◆公式ハッシュタグ
#FutureSony, #ソニー
ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」ことをPurpose(存在意義)として掲げています。アンディ・ウォーホルというクリエイターの作品が一同に会す「アンディ・ウォーホル・キョウト」を、テクノロジーとアートの融合を感じていただける場として、どうぞお楽しみください。
【「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」開催概要】
展覧会名:アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO
(文化庁移転記念 京都市公式展覧会)
会期:2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
開館時間:10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
主催:京都市、アンディ・ウォーホル美術館、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
MBSテレビ、産経新聞社、京都新聞、WOWOW、FM802/FM COCOLO
特別協賛/技術協力:ソニーグループ株式会社
協賛:DNP大日本印刷、マツシマホールディングス、アクセンチュア、イープラス
協力:文化庁 地域文化創生本部、三井住友海上
技術協力:京セラ
後援:米国大使館、京都府
HOTEL Partner:ギャリア・二条城 京都 by バンヤンツリー・グループ
企画制作:イムラアートギャラリー、ソニー・ミュージックエンタテインメント
公式HP:https://www.andywarholkyoto.jp/
公式SNS:@andywarholkyoto
※アンディ・ウォーホル《銀の雲》©The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.
※SONYはソニーグループ株式会社の登録商標または商標です。
各ソニー製品の商品名・サービス名はソニーグループ株式会社またはグループ各社の登録商標または商標です。その他の製品および会社名は、各社の商号、登録商標または商標です。
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