2023年3月28日
Group Company
ソニーが実施する、子どもたちの好奇心を育む環境教育プログラム 生態系をつくって、育てて、考える「シネコポータル・ワークショップ」参加校の募集を開始
ソニーグループ株式会社
全国の小学校と6ヵ月にわたる取り組みを実施予定!夏休みには講師による出張授業も
ソニーグループ株式会社は、教育プログラム「CurioStep with Sony(キュリオステップ)」の新たな取り組みとして、「生態系をつくって、育てて、考える『シネコポータル・ワークショップ』」を2022年度より開始しました。
第2回目の開催となる2023年度は、ワークショップへの参加校を全国の小学校より募集します。
「シネコポータル」は、小さな「拡張生態系*」を実際に人間の手でつくりながら、環境とのつながりを感じて学んでいく「入り口」です。この小さな生態系は、近くの植物や動物、雨や風や光、そして遠く離れた場所にある別のポータルや、まだ会ったことのない人々との交流を通じ、誰もが生態系の豊かさにつながるきっかけになるようデザインされています。
(シネコポータルに関する詳細はこちらをご覧ください:https://www.sonycsl.co.jp/tokyo/12113/)
本ワークショップでは、全国各地の小学生に、約6ヵ月間シネコポータルづくりに挑戦してもらいます。子どもたちは、植物の成長やそこに生息する生物の観察記録をつけ、全3回のオンラインワークショップの中でそれぞれがつくったシネコポータルの成長について共有を行います。また、夏休み頃には各参加校へ出張授業を行います。
多様な植物や生物を観察する、収穫した果実や野菜を口にする、といった体験を通じて、自然の豊かさや生態系の存在を意識するきっかけをつくり、生物多様性を高めるために人間ができることは何か、子どもたちに考えてもらいます。
また、好奇心を原動力に、子どもたちが自ら学びのサイクルを拡げるようサポートします。
さらに日常生活では交わることが少ない別の地域の子どもたちと交流することで、自然環境の多様性のみならず、価値観の多様性も体感することを目指します。たくさんのご応募をお待ちしております!
* 「拡張生態系」は、ソニーコンピュータサイエンス研究所 研究員の舩橋真俊が2010年から進めている「協生農法TM (SynecocultureTM)をはじめとする拡張生態系」の研究に基づいています。生態系に人の手を加えることで、生物多様性や生態系機能が、自然状態を超えて高まった状態を「拡張生態系」と呼んでいます。
(拡張生態系の研究についてはこちらをご覧ください:https://www.sonycsl.co.jp/tokyo/407/)
*プログラム監修・教材提供:ソニーコンピュータサイエンス研究所/一般社団法人シネコカルチャー
生態系をつくって、育てて考える「シネコポータル・ワークショップ」
【参加校募集要項】
《応募条件》
● 日本国内の小学校で教員1名以上が指導・サポート可能なグループ(クラス、クラブ活動、委員会活動など)
● 対象学年:4年生以上
● 参加可能人数:3名~40名程度
● 植物を地植えできるスペースがある(直径1.5m程度、日照時間4-6時間が目安)
● 以下の《実施概要》欄に記載のある全ての日程に参加が可能
《実施概要》
実施期間 : 2023年5月下旬~2023年10月下旬
実施形態 : オンラインワークショップ x 3回、出張授業 x 1回
実施時間 : オンラインワークショップ - 各回約60分、平日放課後実施予定
(昨年度は金曜日16時台に実施)
出張授業 - 7月下旬~9月上旬、約90-120分(応相談)
参加費用 : 無料
※ オンラインワークショップ参加に必要な機材は貸出しします。
※ シネコポータル作成時に植える植物の一部は事務局より参加校に送付します。
≪募集校数≫
6校
≪募集期間≫
2023年3月28日(火)~4月20日(木)
《応募方法》
CurioStep公式サイト内の以下ページよりお申し込みください。
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/curiostep/activity/workshop/synecoportal_info.html
応募フォーム内の「お問い合わせ内容」欄に、以下項目についてご記入の上ご応募ください。
● 小学校名
● ワークショップ参加学年、人数
● ご担当の教員氏名
● ご連絡先(メールアドレスおよび携帯番号)
● 本ワークショップに応募された理由(300文字以内)
《応募にあたっての確認事項》
ワークショップにご参加いただくにあたり、以下項目に承諾いただけるかのご確認をお願い申し上げます。
● 応募多数の場合は、ご参加いただけない場合がございます。
● 選考に際し、事前にオンラインでヒアリングをご依頼する場合がございます。
● 選考結果につきましては、4月28日頃までにメールにてご連絡します。
● 各ワークショップ終了後、アンケートへのご協力をお願いします。
● CurioStepの公式ホームページや公式SNS(Facebook)などにワークショップ中の写真の掲載をお願いする場合がございます。
● CurioStep事務局が指定するメディアの取材をお願いする場合がございます。
《昨年度参加校の先生・児童の声(アンケートより)》
【先生の声】
● 自分たちの発見や気づきを共有したり、普段の周りの学校とは違う気候や環境にある学校の様子と比べられたりしたことが特によかったです。
● 植物が問題なく成長するための正解を求め過ぎず、ありのままの様子を観察できたことや、育てていく中で、子どもらしい柔軟な発想がみられたこと、他県の子どもたちと交流できたことなどがよかったです。
● 予想しながら植えてみて、その結果をみるというのは刺激があって子どもたちも意欲がわいていました。
● 主体的に取り組む姿に成長を感じました。夏にプチトマトができると、「黒いビニールをかぶせたら(日光を遮断したら)どうなるか調べたい」と話し、実践していました。様々な植物、虫の協生する様子は新鮮だったようです。
● (通常は)体系化された内容を子どもたちの実態に応じてどう展開すれば効果が高まるか、その最大化や個別最適化を考えてしまいますが、今回それを追及することだけがベストとは限らないということが実感できました。そのすきまにあること、日々のやりとり、他者との関わり、そこに大きな価値があることを再認識しました。
【児童の声】
● 日のあたる場所とあたらない場所で育ち方を比較して観察している学校や、プラフープで(植物を植える区画を)分けて植物を育てている学校などもあって、色々な発想があって面白かったです。このワークショップの全てが楽しくて一番(楽しかったこと)を決められませんでした。
● 他の学校に発表したり、考えを共有したりできたことがとても楽しかったです!また、シネコポータルを育て、変化を見るのも楽しかったです!
● 季節によって出てくる虫や、季節によって育てられる植物が変わることに驚きました。
● 生態系のしくみや、植物をつかってどんなことができるのかを知って、家族や友だちに話したくなりました。
《参考情報》
各種情報は以下よりご確認ください。
● 「シネコポータル・ワークショップ」公式サイト
昨年度のワークショップの概要やレポート、子どもたちの活動の様子を紹介しています。
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/curiostep/activity/synecoportal/index.html
● メディア掲載
昨年度参加校のワークショップでの取り組みについてご紹介した「リセマム」の記事はこちらからご覧ください。
https://resemom.jp/article/2023/01/10/70291.html
◆「CurioStep with Sony」は、ソニーグループの多様なテクノロジーとクリエイティビティを活かして子どもたちの学びや好奇心をサポートする教育プログラムです。詳細や過去のワークショップの模様は、こちらをご覧ください。
公式ホームページ https://www.sony.co.jp/curiostep?s_tc=curiostep_sw0609pr
公式Facebook https://www.facebook.com/curiostepwithsony
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