ボッシュ株式会社
ブランドキャンペーン
「もっと知ってほしい、ボッシュです。」
採用活動に寄与するブランディング
Mission
異業種エンジニアに「ボッシュ」を印象付ける
世界トップクラスの自動車機器サプライヤー、ボッシュ。ボッシュが手がけるAIやIoTといった先端技術の開発を進めるには、異業種エンジニアの存在が不可欠です。一方でBtoBでの商流がメインのため、同業者にはよく知られているものの、異業種エンジニアに至っては認知率の獲得に苦戦していた、という結果が調査によって浮き彫りになりました。
近年、さまざまな業界で理系人材の需要が高まっており、求職者の売り手市場になっています。そんな市場で就職先の第一候補になるには?社名の認知にとどまらず、会社の実体そのものを知ってもらう施策が求められました。
Idea
「その職場はどこ?」と思わざるを得ないコミュニケーション
会社の実体を知ってもらうには、比較検討しやすいファクトベースのコミュニケーションが効果的です。高い売上規模に、グローバルな事業展開。数千億円の研究開発費に、低い離職率…でもファクトを並べるだけでは、ボッシュの強みを一方的に伝えることになってしまいます。
ではあえて、求職者にとってインパクトある情報が並ぶ中で、重要な情報である「社名」が隠されてしまったら?
人は隠されるほど知りたくなるものです。通常、社名は連呼するなど強く印象付けようとするものですが、それをあの手この手で隠し、「その職場はどこの会社なの?」とボッシュそのものに興味を持ちたくなるコミュニケーションをしようと考えました。ターゲットに直接アプローチするために、ターゲットに親和性が高いプラットフォームでの配信や、IT企業が集まる渋谷でのOOHでリーチを図りました。
Result
知られざる外資系企業から、親しみのわくグローバルブランドへ
広告配信後の調査によると「グローバル」といった表層的なイメージから、「社員を大切にしている」、「親しみやすい企業」といったイメージが高くなり、喜劇という手法を用いてファクトを伝えたことで、企業イメージのパーセプションチェンジに寄与したブランディング動画となりました。動画は社内でも好評で、2024年も配信が決まり、継続したブランディング活動につながっています。
Client | ボッシュ株式会社 |
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Year | 2023 |
Credits | Executive Creative Director : 島田浩太郎 |
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