株式会社アストロスケール
エンジニア採用コミュニケーション
Mission
異業界エンジニアの採用
Astroscale(アストロスケール)は、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去を含む軌道上サービスに取り組む世界初の民間企業です。2023年には、シリー ズGにおいて約101億円の調達を実施。7回目となる資金調達により、累計調達額は約435億円となり、日本の宇宙産業をリードする存在として成長を続けています。私たちは2021年3月20日に打ち上げられたスペースデブリ除去技術実証衛星「ELSA-d」のローンチキャンペーンを担当。 #SpaceSustainabilityというワードを設定し、その大切さを社会に広めていく活動を一緒に行ってきました。企業として急速な成長を続ける中、今回私たちに求められたのは、異業界エンジニアの採用広告でした。
Idea
合う人に向けたコミュニケーション
採用活動で大切なことは、多くの応募者を集めることだけではありません。より大切なのは、その企業に合った人を見つけること。そして入社してからのミスマッチングを起こさせないことです。そこで私たちは、アストロスケールとはどんな企業なのか。どんなエンジニアが働いているのか。なぜ転職してきたのか。ということを取材を通して徹底的に考えました。見えてきたのは、多くのエンジニアが「わざわざ」大手企業から転職してきているということと、転職の理由には強い意志があったということでした。安定や保身よりも挑戦を選び、単なる経済的価値よりも社会的価値を選ぶ。取材を通して、私たち自身がハッとさせられたように、高い志を持ってエンジニアになったけれど、今の自分の仕事に疑問を感じているような異業界エンジニアの人たちをハッとさせることが、良いマッチングを生むのではないか。そう考えてこの採用広告をつくりました。
アートディレクションとデザインはSHA inc.の竹林一茂さんと伊佐奈月さん。プリンティングディレクションは株式会社ショウエイの山下俊一さん。人工衛星「ELSA-d」の美しい機体の金色を原稿全体で印象付けるために、マットシルバーの紙に黄色を塗り、機体部分にはツヤニスをかけるという手法を取ることで、情報量の多い駅構内やホームでも見てもらえることを目指しました。
Result
足を止めてもらえる駅貼り広告
B0サイズの駅貼り広告は、JRを中心に17駅で掲出。現地で観察すると、不思議そうに眺める人。読み込む人。スマホで検索する人。たくさんの人に足を止めていただけている様子が見えました。その中に、アストロスケールの未来をつくる志を持った異業界エンジニアがいてくれたら嬉しいです。
Client | 株式会社アストロスケール |
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Year | 2023 |
Award |
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Credits | Creative Director / Copy Writer:淺井勇樹 |
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