株式会社そごう・西武
西武・そごう「わたしは、私。」
百貨店、氷河期の時代。いま、百貨店は人々に必要とされているでしょうか。好きなものも、似合う色も、生きてきた人生も、一人ひとり違うお客さまに、百貨店は応えているでしょうか。
この仕事は、広告を作ることよりも、課題解決の道筋をつくることをクライアントと考えつづける仕事でした。西武・そごうがもう一度、個性的な百貨店になるには?ここにしかない発見や歓びのある百貨店になるには?
「わたしは、私。」というコピーは、お客さまはもちろん、西武・そごうで働く皆さん一人ひとりにも呼びかけた言葉です。常識や前例にとらわれず、私らしいアイデアと、知見と意見を持ち寄ることで、お客さまから必要とされる百貨店になれる。そうした意志が集約された言葉に、樹木希林さんの強く優しい声と存在が、力を与えてくれました。
昨年、「年齢を脱ぐ。冒険を着る。」という言葉から始まったファッションの問題提起は、「わたしは、私。」という言葉とともに、2017年元日の西武・そごうの意志として、新聞広告、WEBムービー、そして店頭で展開され、大きな反響をいただいています。
Client | 株式会社そごう・西武 |
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Year | 2017 |
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