Mission
会社設立から10年、感謝と決意を。
2014年にSONYから独立。会社設立から10周年を迎えたVAIO。その間、数々のモデルを開発・販売し、個人向けだけでなく、法人向けPCとして企業の導入実績を伸ばしてきた。ここまでの感謝と、これからのVAIOの決意を表明したい。10年を経てもなお、「奇抜なPC」「使う人を選ぶPC」といったイメージが残る中、VAIOの現在と未来をどう伝えるか。
Idea
日本から世界へ。あらゆる場所へ。
ただ、数字上での進化を追い求めるのではなく、使う人にとって本当に必要な進化とは何か。多くの企業で導入される中、VAIOはどんなに小さな要望にも耳を傾けてきた。処理スピードやバッテリーの向上、軽量化はもちろん、爪が傷つかないキーボード、長時間の作業でも手が痛くならないパームレスト、華やかでありながらオフィスでも浮かないカラーリングなど、PCの性能としては評価されにくい感覚的な部分も追求。ユーザーからのフィードバックが現在のVAIOをつくっていると言える。そこで、「あなたと進化する。」をメインのメッセージに。ビジュアルは、人々が暮らす都市の上に浮かぶVAIO。その画面に映っているのは、本社工場のある安曇野の山々。“日本製”と呼べるPCが少なくなっている時代にあって、ものづくりへの自信と責任を表現した。また、10周年の象徴となるロゴは、商品ロゴの「I」と「O」の部分を用い、VAIOのDNAの継承を示した。
Result
「あらためて『VAIO』に注目した」
7月1日付の日本経済新聞と信濃毎日新聞に全面広告を出稿。その後の調査(※)では、広告に接触した84%が「信頼できる」、78.3%が「興味を持った」、52.4%が「あらためて『VAIO』に注目した」と回答。「久々にVAIOのことを調べてみようと思った」「VAIOの進化を確認したくなった」「いい製品を提供したいという強い意志を感じた」「日本製のPCはあまり残っていないので、VAIOには頑張ってほしい」などの感想が寄せられた。国内のユーザーを着実に増やしている一方、年々、海外のユーザーも増えているため、WEBムービーは日本語版、英語版、中国語版、ポルトガル語版を制作し、ワールドワイドで展開。世界の都市・世界の人々と共にあるVAIO、人と共にどこへでも行けるVAIOを表現した。個人ユーザーへのコミュニケーションに加え、取引先企業への記念冊子も制作。多くの問い合わせをいただいている。
対象広告:VAIO 2024年7月1日(月)朝刊 日本経済新聞 調査エリア:首都圏 有効回答数:213
Client | VAIO株式会社 |
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Year | 2024 |
Credits | Creative Director:淺井勇樹 |
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