Mission
スペースデブリ除去実証衛星「ELSA-d」ローンチコミュニケーション
スペースデブリ(宇宙ゴミ)除去・軌道上サービスに取り組む世界初の民間企業Astroscale(アストロスケール)は、2021年3月20日に世界初のスペースデブリ除去実証衛星「ELSA-d」を打ち上げます。この打ち上げをきっかけに、スペースデブリ問題とアストロスケールの取り組みを社会に共有することが求められました。
Idea
#SpaceSustainabilityという活動
スペースデブリ問題を広く共有していくうえでの壁は、多くの人にとって「宇宙のことだから自分とは関係ない」と思われてしまうことです。けれど現実は、このまま何もしなければ、スペースデブリは人工衛星と衝突を起こし、地球上の人の暮らしに欠かせないGPSデータなどに致命的な影響を及ぼします。つまりこの問題は、気候変動や海洋プラスチックゴミなどと同様に、みんなに関係するサステナビリティ課題のひとつ。そして、解決に向けてみんなで行動していく必要があります。私たちは、衛星の打ち上げというイベントをコミュニケーションするのではなく、#SpaceSustainabilityという「活動」を立ち上げ、社会全体で一緒に、継続的に行動していける枠組みをつくりました。活動の受け皿となるウエブサイト、活動の入り口となるTwitterキャンペーン、プレスカンファレンスイベントなどを展開していきます。
Result
人と地球と宇宙を持続可能に
2021年2月18日にスタートした#SpaceSustainabilityは、プロモーションやキャンペーンではなく、どんな人でも参加できる、開かれた「活動」です。私たちは、アストロスケールさんと共に、この活動を理解し、一緒に行動してくれる人を募り、社会におけるひとつのうねりにできればと考えています。宇宙利用がこれまで以上にあたりまえになる時代に向けて、私たち自身と子どもたち、そして孫たちの世代の持続可能な暮らしのために、取り組みを進めていきます。
※プレスカンファレンスなどの模様は、このページで随時アップデートしていく予定です。
Client | 株式会社アストロスケール |
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Year | 2021 |
Credits |
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