株式会社そごう・西武
そごう川口店
「さよならの前に、できること。」
Mission
閉店までの時間を、前向きなものに
2021年2月に閉店した、そごう川口店。閉店のお知らせが発表されたのは、最終日から１年以上前のことでした。終わりへと向かう時間をどう過ごすべきか。クライアントの想いは、日々通ってくださるお客さま、そして長年働いてきた従業員の方々のために、前向きな１年間にしたいというものでした。
Idea
百貨店の終活「さよならの前に、できること。」
ただ別れを惜しむのではなく、お客さまや川口市民のみなさまに対して最後まで“できること”を模索し、実行する。その決意のもと、閉店のちょうど1年前から、毎月お客さまへの提案を盛り込んだメッセージを店頭やSNS等で掲出することに決めました。お誕生日の方への一輪の花のプレゼント、地元の特産品の紹介など、一つひとつはささやかであっても、そごう川口店ならではの、お客さまの毎日に寄り添う提案です。
Result
お客さまと対話する広告
コロナ禍による施策の中止や臨時休業がありながらも、その時々の状況や正直な想いを毎月のポスターで発信すると、SNS等でも反響をいただくようになりました。時には、そのようなメッセージへ返答するなど、広告が対話の場となり、最後の１年間のお客さまとの大切な記録になりました。惜しむだけではない、前向きな締め括りをサポートすることができたのではないかと思います。
| Client | 株式会社そごう・西武 |
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| Year | 2021 |
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