大阪府泉佐野市

こっちは、愛のキックバック。

シティプロモーション

Mission

泉佐野市の姿勢を、明示する

泉佐野市は、ふるさと納税制度を通じて全国的な知名度を獲得してきた自治体です。誰かに頼るのではなく、自らアイデアを出し、地域の魅力を伝え、関係人口を増やしていく。新しい自治体の在り方を、この制度を活用しながら実現してきました。しかし、誰もやったことのない新しい挑戦だからこそ、様々な意見や誤解も少なからずありました。シティプロモーションとして、泉佐野市が考えるふるさと納税制度の意義を世の中に伝えること。それが課題でした。

Idea

今、最も「本当のこと」を伝えようと闘っている人とメッセージを届ける

ただ一方的に正しいメッセージを届けても、伝わらない。そんなときに、ひとつの手法として考えるのは、一緒に伝えてもらう人を立てることです。今が旬の俳優さんやタレントさん、スポーツ選手、人気のアニメキャラクター。数字だけを追い求めるなら、真っ先に候補にあがるのは、こういった人たちやコンテンツです。けれど、私たちが考えたのは少し違う方向でした。誰かに言わされているのではなく、本気で語れる人。その語りが、信じるに値する人。そんな人と一緒に伝えたいと思ったのです。それが、森永卓郎さんでした。

森永卓郎さんは、202312月にステージ4のガン宣告を受けられました。それからは「命あるうち、世に問いたい」という強い意志を持ち、専門である経済の分野をはじめとする様々な分野でメッセージを届けられていました。文字通り命がけで、本気で語られている森永さんと一緒にメッセージを届けることで、世の中の人たちが聞く耳を持ってくれるのではないか。信じてくれるのではないか。そう考えたのと同時に、森永さんご自身が予てからふるさと納税制度を応援されていたことも、出演の依頼に至るうえで後押しになりました。

広告としての狙いは、意見広告のような社会性のある表現。広告然としない佇まいに仕上げることで、人々に振り向いてもらうことを目指しました。

もしかすると、お断りされるかもしれないと思いながらお送りしたお手紙と企画に対してご快諾いただき、熱い応援メッセージまでいただいた森永さんに、この場を借りて感謝を申し上げます。

Result

「本当のこと」を伝え続けていく

シティプロモーションのランディングページに加え、中央線沿線(新宿、中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺)でOOHを展開。読み始めると、その強さに気付くコピーを、立ち止まって読んでくださる方が多く見られました。20253月まで続くシティプロモーションの中で、泉佐野市が伝えたい「本当のこと」が一人でも多くの方に届くことを願っています。

新宿駅メトロプロムナード
JR中野駅
JR高円寺駅・阿佐ヶ谷駅・荻窪駅・西荻窪駅・吉祥寺駅

Client大阪府泉佐野市
Year2024
Credits

Creative Director:淺井勇樹
Art Director:加納彰
Copy Writer:青木美穂
Digital Marketing Planner:堤由佳子
Planner:松田紘樹
Creative Producer:出雄伸隆
Account Executive:北澤圭吾/木村綾乃

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