株式会社LIXIL
地球の気候変動対策プロジェクト Think Heat
2050年のCO₂排出ゼロ社会へ向けたLIXILの取り組み
気候変動対策について一緒に考え、行動につなげるプロジェクト Think Heat。
LIXILの環境ビジョン実現を目指した事例です。
Mission
気候変動に対する「意識」を「行動」に
世界中のあちこちで叫ばれている気候変動問題。「LIXIL環境ビジョン2050」では、重点領域の1つに、「気候変動対策を通じた緩和と適応」が定められました。このビジョンを達成するためには、あらゆるステークホルダーを巻き込みながら、地球環境や社会に対してより一層大きなインパクトを生み出すための取り組みが必要です。LIXILの気候変動対策プロジェクト Think Heatは、ステークホルダーの「行動」を引き出すために、どのようなことができるでしょうか?
Idea
誰もが想像できる”少し先の未来”を、親しみやすい表現で届ける
環境問題という、大きな課題と対峙した時に生じる、「意識」と「行動」の溝。この溝を埋めるために、私たちが徹底的に追求したポイントは、自分ごと化しやすい仕掛けづくりです。
「温暖化による気候変動が問題!って聞くけど私は何をすればいいの?」。そんな、多くの人が共感するであろう感情をフックに、ナラティブを開発。緩和と適応という馴染みのない言葉を親しみやすい表現に落とし込みました。
また、気候変動対策を自分ごと化してもらうためには、遠い未来ではなく、”少し先の未来”という、人々が想像できる範囲内の未来を描く必要があると考え、”少し先の未来”の象徴として子どもたちをメインに据えました。
気候変動対策は我慢を伴うものであるという認識に対し、LIXILが提案する、「今の暮らしの中で無理なく続けられる工夫」の大切さ。住宅でできる工夫について、子どもたちと一緒に学んでいく仕掛けのサイトやパンフレットにすることで、このLIXILらしいメッセージを効果的に届けようと考えました。
Client | 株式会社LIXIL |
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Year | 2023 |
Credits | Creative Director : 村越豊 |
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